遅刻は仮病で乗り切る
夫は11時に出社しないといけないのに11時に起きていた。もし私がそんな大遅刻をしたらメンタル崩壊して仮病使って休むと思う。
夫は飛び起きて華麗に準備を進め、何事もなかったかのように出社していった。
「ただの遅刻」と割り切れているのかっこいい。私にとっての遅刻はイコール死を表すくらいのものだったから、自分で遅刻を遅刻と認められなかった。
そういえば社会人一年目のとき、10時出社なのに10時30分に起きたことがあった。経理の人からの電話で起きた。そのときはドアtoドア2時間通勤にかかる実家暮らしだったからもう絶望しかなかったのだけど、仮病で乗り切った。
いや、経理の人だけは私が寝ぼけて電話に出たことがわかってたから後日喫煙所で会ったときに
「いや、寝てたよね?」
って結構詰め寄られた記憶がある。でも私は頑なに
「いえ、体調が悪かったんです」
と言い張った。私は昔からそういうずるいところがある。
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生理に加えて低気圧、クソ寒さなど外的状況が重なり、午後はずっと落ち込んでいた。
追い打ちをかけるように東京のコロナ感染者が1500人を超えた。過去最多。二回目の緊急事態宣言もまた出るらしい。恐怖。
今日特に嫌だったのは、コロナに感染した人のその後のニュース。
どうやら感染後、治ったとしてもそのまま自宅で死んだという人が結構いるらしい。
こんなことを今言われるとどんどん恐怖が煽られるね。死にたくない。でも今この落ち込んだ状況は死ぬほどつらい。私はたまに死にたくなることがあるのだけど、今回はまさにそれでどうやって自分のことを立て直そうかとあたふたしたな。夫に連絡してSOSを求めても返信なかった。
まずドトール行ってコーヒーを飲み、その後ちょっと歩いたところにあるカフェまで行ってカフェラテをテイクアウトした。カフェイン摂取しすぎ。
それでもずっとそわそわして、16時からオンラインで打ち合わせがあるのに仕事も手につかなかったから若い頃のTOKIO長瀬と松岡の画像を眺めて少しだけ落ち着いた。
オンライン打ち合わせって、絶対にしゃべらない人がいるのなんでだろうね。
おかしいな、今日も4人いたはずなのに私ともうひとりしかほとんど喋らなかった。私は立場上あくまでも外部スタッフ。決定権は出版社にあるから出版社の人にもっとしゃべってほしいのにな、と思う。3時間ほど会議。
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「どうしてすぐにLINEの返信くれないの?」
と帰ってきた夫を私はまた責めてしまった。
私は生理で低気圧の日は落ち込むっていうのがわかっていたはずなのになぜそれを予期できなかったんだお前は、8時間もLINEを無視ということは私がその間に死んでもいいのか?という謎理論で夫を私は責めた。
今、冷静になると意味のわからない責め方だ。きっと寂しかったんだろうね、私は。仕事中は連絡とれないと夫は言うが(当たり前だね)、それでも私は私をまだ特別扱いしてほしいんだと思う。病気のせいだと言いたくはないけれど。
私の病気、以下にまとめています。よかったら
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中学のときにあまり仲良くなかった同級生が結婚するらしく、そのムービーを撮るからとふしぎなLINEグループに入れられた。やりたくなくてずっと無視していたけど、ムービー作成を取り仕切っている男の子から直接LINEが来てグループに入るように促された。
もう卒業から15年近く経とうとしているのに、散らばった片鱗を集めて仲のいいフリをするのは何のためなんだろう。
その結婚する子に、私はいじめられていたのにね。